中国は日本とちがい旧正月が一年で最も大切な祝日となります。

中国では旧正月のことを春節といい、1週間くらい前から休暇がはじまり、家族や親戚と過ごすことになります。

今年2017年の春節は1月28日。すでにほとんどの会社や学校で休暇が始まりました。

さて、中国の旧正月の特徴はどのようなものなのでしょうか。日本とも祝い方が違うので6つのポイントでご紹介してみます。

中国の春節の祝い方

①町が赤であふれる

旧正月になると町はお祝いカラーの赤であふれます。春節1ヶ月前からいたるところで赤いちょうちんやお花、飾り物で彩られはじめ、ショッピングセンターやスーパーでも、赤く包装された商品がずらり。春節に備え、大量に購入されるんです。

町が赤く染まってきたら春節が来たと心躍る中国人も多いです。

②爆竹、花火でとってもにぎやか

旧正月はいたるところで、爆竹が鳴らされ、花火が打ち上げれられます。まさにお祝いって感じが味わえます。高層マンションに住んでいると、真横で花火が爆発するところがみられます。これが結構危なくて、都市部では規制されているところもありますが、田舎に行くともっとすごいです。

③着る物すべて新品に

日本でも新年には新しい服に一新する人もいると思いますが中国では日本以上に新品の服にこだわっている方が多くいますね。服から靴、さらには下着まで新品に買いかえる人も。

特に農村では普段服を買うことがほとんどなく、年に一度春節にだけ新しい服を買うという人が多いです。

④中国の縁日「廟会(ミャオフイ)」へ出かける

春節になると各地で廟会という縁日が催されます。食べ物屋台やおみくじ、伝統工芸などが売っていたり、歌やダンスの出し物などが行われ、大勢の人で賑わいます。

⑤紅包(お年玉)を貰う

赤い袋に入ったお金を貰うことができるのも春節。紅包だけあって、赤い色のかわいいポチ袋がたくさん揃っています。

中国の紅包は子供だけではなく、普段お世話になっている会社の上司やマンションの管理人、お得意先の人たちからも貰えることがよくありますね。

⑥ご馳走を食べる!餃子がメイン!

お祝い事の日といえば豪華な食事。これは世界共通ですね。中国でも普段食べない魚料理やたくさんの素材を使ったご馳走を用意します。

そして、忘れてならないのが餃子。家族みんなで大量に餃子を手作りします。餃子を食べないと春節を過ごした気がしないという人もたくさんいますね。

物心ついたときから餃子を包んでいるので、中国人の方は皆餃子作りが上手。皮から作り方を知っています。味は家庭ごとに違いますが、共通しているのは皮が厚く、にんにく無し、水餃子で食べること!冬の寒い時期は暖かい水餃子がぴったりですね。

本場中国の厚皮ジューシー餃子を食べてみたい方は、餃子工房 蓮華-レンファ-へ。